双極性障害(躁うつ病)と障害年金

双極性障害(躁うつ病)と障害年金

仕事や生活に支障が出ていませんか?

 

「気分の波が激しくて仕事が続かない」「調子がいい時に無理をして、あとで寝込んでしまう」――
そんな状態が続くと、安定した生活を送るのがむずかしくなります。

双極性障害(躁うつ病)は、**気分が高揚する「躁状態」と、落ち込む「うつ状態」**をくり返す病気です。
見た目には元気に見える時期があっても、波の影響で仕事や人間関係がうまくいかなくなることも少なくありません。

こうした「病気による働きづらさ・生活のしづらさ」がある場合、障害年金を受け取れる可能性があります。


双極性障害の症状と日常生活への影響

双極性障害には主に以下のような特徴があります。

  • 気分が高揚し、寝なくても平気・活動的になる(躁状態)
  • 逆に気分が落ち込み、何もやる気が出なくなる(うつ状態)
  • 状態が安定しないため、仕事が続かない・約束を守れない
  • 無理をして借金やトラブルを起こしてしまうこともある

このような症状が長期間続き、社会生活に支障をきたしている場合、障害年金の対象となります。


障害年金の認定ポイント

双極性障害で障害年金を申請する場合、ポイントは次の3つです。

  1. 初診日の証明
     はじめて病院を受診した日の証明が必要です。うつ状態で通院を始め、その後に双極性障害と診断された場合も、最初の受診日が「初診日」となります。
  2. 日常生活の困難さの程度
     「どのくらい生活に支障があるか」が大きな判断基準になります。
     仕事ができるかどうかだけでなく、家事・金銭管理・対人関係なども含めて評価されます。
  3. 診断書の内容
     主治医の先生が作成する「精神の障害用診断書」が重要です。
     自分の生活状況を正しく伝え、実際の困りごとを反映してもらうことが大切です。

よくあるご相談

  • 病気の波があり、働いたり休んだりをくり返している
  • 躁状態のときに無理をして会社を辞めてしまった
  • 家族が本人の行動に困っている
  • 「うつ」と診断されていたが、後で「双極性障害」と言われた

こうした方でも、条件を満たせば障害年金を受け取れる可能性があります。

あきらめないで、ご相談ください

双極性障害は波のある病気のため、調子の良い時に「自分は大丈夫」と思ってしまいがちです。
しかし、再発や仕事の継続困難に悩む方も多くいらっしゃいます。

障害年金は、**「働けない時期の生活を支える制度」**です。
まずは今の状態で対象になるか、一度ご相談ください。
経験豊富な専門スタッフが、やさしくサポートいたします。

 

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